
皆様こんにちは!こうです!
私たちが仕事をしているときや、何か物事をしている時に、ふとこんなことを思うことはありませんか?
- 「なんであの人は仕事をしていないの?もっとしてよ!」
- 「私ばかり家事をして、旦那は全然家事をしてくれない!!」
- 「上司はいつも口ばかり・・・。もっと部下の気持ちをわかってよ!!」
などと思ったことはありませんか?このような気持ちになることってよくありますよね。
こういう気持ちを持っているということは非常に大切なことです。感情に良いも悪いもありませんので。
ですが、じゃあもっと責めてたり、攻撃的になってもいいの?と思わずに、一歩考えることが必要です。
なぜなら、このような気持ちになったときには、
- 「本当はこうしたい!」
- 「私だって頑張っているんだ!」
という、自分自身の本音の気持ちがあるからなんです。
なので、人を責めたり、攻撃的になったときは、
一歩立ち止まり、自分の本音の気持ち、本当はこうしてほしい気持ちを探ると、
相手を責めたり、攻撃的にならなくなります。
人の文句を言っている自分がいたら、本音の気持ちに気づくチャンス!
私たちはつい、自分が嫌なことをされてしまったり、嫌なことがあったとき、文句を言いますか?
私はよく愚痴を言ってしまいます。
ポイント
- 自分が仕事を頑張っているのに、仕事をあまりしていない人を見るとイライラする
- レジに長蛇の列があると、もっとこうすれば効率も上がるのに
- なんで俺の目の前でトラブル起こすんだよ!早くこっちは終わらせたいのに!
などと、つい、愚痴や文句を心の中で思ってしまいますよね!
なぜこうやって、文句や愚痴が自分の心の中で、湧いて起こるのでしょうか?
それは、本当はあなたがこうしたかった・こうしたい自分がいるということなんです。
えっ?どういうこと?と思う方がいると思います。
これは、心理学では「投影」というのです。
投影というのは、自分の心の中に存在する欲求や感情などを無意識に他人に映し出してしまい、自分にとって受け入れることが出来ない欲求や感情などを他者の側に映し出すことなのです。
ポイント
「あの人はいつもなんでふざけているんだろう。見てるとこっちがイライラしてくる」と思う時、
これは、イライラしているあなたの中に「ふざけてはいけない」という自分があり、
この自分を認めたくない・認めることが出来ないゆえに、ふざけている人を見ると、イライラしてしまいます。
こういった日常生活の中で、私たちは無意識の中で投影を繰り返し、
その無意識の自分を気づくことができないゆえに、
人に文句を言うという防御規制という形で、人に文句を言ってしまいます。
実は、すでに今回の記事で大切なことを書いてありますが、
そう、人に対して文句を言ったりすることは、本当はあなたがそうしてほしい・認めることが出来ない感情なのです。
認めることが出来ない感情って聞くと、どうしても抵抗を感じてしまいますが、
「あれ?私、また人に文句を言っているな」と気づいた時点で、
あなたの無意識の中にある本音の気持ちが出てきて、
今のあなたならこの気持ちをわかってくれるというサインが出て、
あなた自身が今受け入れることが出来るという時期になっているのです。
だからこそ、人のことを責めていたり、文句を言っている自分がいたならば、一歩立ち止まり、
「なぜ、人のことを文句言っているけど、私自身の本当の気持ちはなんだろうか?」
と考えると、自然と人のことを責めたり、
コミュニケーションでぎくしゃくしなくなります。
ぜひ、一歩立ち止まって自分の気持を考えてみましょう!