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夫婦の上手なバウンダリーの引き方【夫婦編】

2021年3月24日

こう

皆様こんにちは!こうです!

カウンセラー

夫婦でバウンダリーを引くって難しいと思うんですけど、どうやって引けばいいですか?

よく夫婦間のバウンダリーはどうやって引けば良いのですか?と聞かれることがあります。

今回は、それにお答えして、夫婦の上手なバウンダリーの引き方を書いてみます。

バウンダリーとは

バウンダリーとは、一言で言うと、

自分と相手の距離の関係を適切にすることです。

つまり、

ポイント

  • 他人の問題を自分の問題にしない
  • 相手の感情に自分の感情が左右されない
  • 他人がやるべきことに手を出さない

といったことがバウンダリーが引けている人の特徴です。

バウンダリーのことは、こちらの記事に詳しく書いていますので、

ぜひお読みになってからこちらの記事を読んでいただけると、より理解度が深まっていきます。

夫婦のバウンダリー

結婚されている方ですと、夫婦間でのバウンダリーの引き方というのは難しいことがあります。

それは、夫婦ですから、家にいるときはほとんどの時間をパートナーと一緒にいるわけです。

ですが、ほとんどの時間をパートナーと一緒に居ても、どこかで、

「一人になりたいな〜。でも・・・」
「一人で釣りとか行きたいな〜。でも・・・」
「一人でドライブにでも行きたいな〜。でも・・・」

と思うことってありませんか?

結婚している人なら、必ずこういう気持ちになるときってあると思います。

ですが、

「〇〇をしたい。でも嫁がなんていうか・・・」
「〇〇行きたいな〜。でも、一人で楽しんで良いのかな。」

と、「したいことに対して、でも・・・」と思うことというときは、

夫婦間の間で、心理的バウンダリーと距離的バウンダリーが引けていない時期になっている

ということがわかります。

つまり、お互いが、相手との適切な距離を持てていないということが言えます。

一言であらわすと、

「ここからここまではわたし。あそこからあそこまではあなた」

ということであり、

しっかりと自分と相手のパーソナルなスペースやエリアをしっかりと持っているということです。

ですが、バウンダリーが引けていないとこの考えが出来ないです。

バウンダリーが引けていないことは、

自分のパーソナルなスペースやエリアを持てず、また人に侵略され、そして、ここからここまではわたし、でもあそこからあそこまでもわたし。

という考えに無意識でなってしまうということです。

ポイント

「いや、でも夫婦なら違うでしょ。」と思うかもいらっしゃるかもしれません。

今回は、こういう「夫婦なら違うでしょ。」とか「夫婦なら相手と一緒に行くのが普通でしょ」という考えは一旦脇におきましょう。

こう思ってしまうことは、実は自分の心の中にあるビリーフが関係してしまい、自分で意味付けや条件付をしてしまって、別の問題にすり替えてしまうことがありますので、今回はこの考えは一旦脇に置きます。

あくまでも今回は、夫婦間の心理的・距離的なバウンダリーの引き方にフォーカスをします。

では、心理的バウンダリーと距離的バウンダリーの違いを見てみましょう!

心理的バウンダリーとは

感情的バウンダリーとは、相手の気持ちや顔色、相手が考えていることを自分に取り込まないで、「相手の感情や気持ちは相手の問題。自分の問題ではない」ということです。

つい私たちは、人の感情や表情・顔色を伺ってしまい、相手が嫌にならないようにとか相手が気を落とさないように伺ってしまい、行動してしまいます。

ですが、それは、一見相手のためや相手に気を使って出来ている行動だと思いますが、

実は感情的にバウンダリーを引くことが出来ていない証拠でもあり、

自分のバウンダリーの領域を守ることが出来ていません。

距離的バウンダリーとは

距離・場所のバウンダリーとは、時間や場所から切り離れるということです。

例えば、相手と距離を取りたいときに、同じ空間にいるとどうしてもバウンダリーが崩壊してしまいます。

逆を言えば、同じ空間にいなければ、相手と自分の境界線は崩壊することはありません。

なので、もし、相手とバウンダリーを引きたいときに、しれっと違う場所に移ることが距離・場所のバウンダリーになります。

時間も同じですね。相手が居ない時間を見計らうこともひとつです。

一見、相手を避けているように見えるのが、距離と場所のバウンダリーになりますが、バウンダリーを引ている証拠です。

パートナーと一緒にいない時間を作ることは一見、冷たいような言い方ではありますが、

これがしっかりとバウンダリーを引くという証拠なのです。

もしここで、「いやー相手が可愛そうに思う」と思うかたは、相手と自分の心理的なバウンダリーが引けていないかもしれません。

バウンダリーを引くことは相手を突き放しているわけではない。

バウンダリーを引くと、必ず思うことがあります。

それは、

「相手を突き放しているのではないか?」

「相手を見捨てているんではないか?


「相手に申し訳ないんではないか?」

と思います。

これはバウンダリーを引こうとするときに、誰しもが必ず思うことです。

ですが、決して、相手を突き放している言葉ではありません。

こう思うことには理由があります。それは、

バウンダリー(境界線)を弾けていなくて我慢が積み重なっているからなんです。

むしろ、「突き放しているかも・・・」と思ったときは、

相手と自分のバウンダリーを守れなかったり、侵略されている合図なので、

もう一度、自分のバウンダリーを見直すきっかけになります。

バウンダリー(境界線)を引くことを意識しすぎない

「バウンダリー(境界線)を引くぞ!」と意気込んで、バウンダリー(境界線)を引き続けてしまうと、

人間関係がギクシャクし、孤立します。

そして、

自分の心がいたたまれない気持ちになっていきます。

なので、意識しすぎたり、いろんな所や場面でバウンダリーを引こうとしないで、

自分がここを領域やフィールドに相手が入ってきたら嫌だなと思うところにバウンダリーを引いて行きましょう。

なので、一つのバウンダリーを引くときのポイントとして、

自分が好きな場所や落ち着く場所、手を出されたり、口を出されたりしたときに、嫌な気持ちになったとき、バウンダリーを引く

これがひとつバウンダリーの引くときのポイントです!

バウンダリーを引くことのメリットとデメリット

バウンダリーを引くことで、たくさんのメリットがあります。

バウンダリーを引くことで、

  • 人の問題を自分の問題にする必要がなくなること
  • 人の責任を自分の責任のように思わなくなること
  • 人がやるべきことを自分がやらなくていいこと

これらのことが、バウンダリーを引くことで得ることが出来るものです。

先程も言ったように、「自分と他人の境界線を引くこと」です。

もう人の問題を自分の問題のようにしなくてもいいのです。

バウンダリーを引くことで、自分のストレスがどんどんと少なくなっていきます。

よくテレビでは、ストレス社会という言葉を目にしますが、

ある意味ストレスを抱えてしまう時は、バウンダリーを超えているのかもしれません。

バウンダリーを引くことのメリット

では、バウンダリーを引くとどんなメリットがあるのでしょうか?

バウンダリーを引くメリット

あくまでもこれは、一例です。こういったものをバウンダリーを引くことで、得られることだと思います。

バウンダリーを引くことで得られるものは、「自分」というものです。

自分の健康を守ることが出来ますし、自分の心をも守ることが出来ます。

バウンダリーを引くことで、極端なことを言ってしまえば、

相手の言うことなんか聞かなくていいし、相手の表情を読み取る必要性がなくなります。

それがあるために、自分の思ったことややりたいことを優先することが出来るんです。

バウンダリーを引くことのデメリット

では、バウンダリーを引くことにどんなデメリットがあるのでしょうか?

バウンダリーを引くメリット

1と2は似たような表現になりますが、これぐらいがバウンダリーを引くことで起こり得るデメリットです。

でも、相手が冷たいように感じたり、ドライだねと言われたとしても、

その感情は相手の感情です。その感情を自分のもにしなくていいのです。

と言いつつも、相手の感情をつい取り込んでしまったり、気になるのが私たちでもあるので、

そこは相手との距離感を見つつ、また、自分の感情を温めつつ、しっかりとバウンダリーを引く練習をしてみることです。

夫婦ならではのバウンダリーの引き方

上司や部下、同僚や友達とのバウンダリーを引くことは、簡単ではないですが、比較的、バウンダリーを引きやすいと思います。

ですが、夫婦間のバウンダリーを引くことは、容易ではないかもしれません。

でも、そこは、しっかりと相手に自分の気持ちを言い(アサーション)、自分がされて嫌な気持ちを言うことで、

夫婦関係が、よりいい関係になっていきます。

夫婦関係のバウンダリーでおすすめの書籍はこちらです。

ぜひ、読んで実践してみると、関係性がより良いものへと変化していきます。

人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方

  • 著者:おのころ心平
  • 発売日:2018年4月11日
  • おすすめ度:★★★★★
  • 読みやすさ:★★★★☆

境界線(バウンダリーズ)

  • 著者:ヘンリー・クラウド
  • 発売日:2014年10月1日
  • おすすめ度:★★★★★
  • 読みやすさ:★★★★★

まとめ

いかがでしたでしょうか?

バウンダリーの中でも、5本指に入るぐらいに難しいのが、夫婦間でのバウンダリーの引き方です。

バウンダリーを引きすぎて、夫婦関係が悪くなってしまったという話もなきにしもあらず。

なので、今の関係性を保ちつつ、お互いに同意しながら、バウンダリーを引くことをしていくと良いと思います。

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こう

「自分を愛する人生へ」 NLPと一元論・アドラー心理学を土台としたカウンセラー・コーチ アダルトチルドレンや不登校・引きこもり、生きづらさを抱えている人に、自分の実体験を元に、自分を大切にしたい・自分を生き直したい人への手助けをしています。

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