一日の終わりに、5個の感謝をすることで、心が暖かくなってきます。
私たちって、仕事やなにか行動して、成果を得るとすごく嬉しいですよね。
それに、その成果を人から褒められると尚更、嬉しく感じます。
ですが、それを求めすぎて、仕事をたくさんしてしまうと、疲労困憊してしまいますし、
人に依存をしてしまうことに繋がってしまいます。
ときには、人に、「本当はここを褒めてほしかった」と思うことってありませんか?
「えー、そこを褒めるの!?本当はここを褒めて欲しかったなー」って。
そうすると、褒めてくれるのは嬉しいけども、ちょっと残念な気持ちになりますよね。
でも、自分で自分を褒めることが出来るとどうでしょうか?
本当は褒めてほしかったところを自分で褒めてみると、嬉しい気持ちになりますし、
人に、褒めてもらうことを求めなくても良くなって行きます。
今回は、一日5個のありがとうをすることの良さを書いていきたいと思います。
感謝をすることで変わること
アメリカで有名な自己啓発書作家でもあり、NLPコーチングでもある、トニー・ロビンズはこう言っています。
「感謝の心を持てば、不安は消え去り、余裕が生まれる」
私たちは感謝の心をもつことで、ある思考が変わっていきます。
それは、私たちの頭の中にある、マイナスな思考・ネガティブな思考です。
それによって、本来受け取ることのできる良いことなどに目がいかなくなり、たくさんのマイナスな思考やネガティブ思考になってしまうのです。
そうなると、せっかく出来たことに対して、自分を褒めることが出来ませんし、場合によっては人を傷つける言葉を言ってしまって、人間関係がぐちゃぐちゃになる場合があります。
ではなぜ、一日5個感謝をすることが大切なのか。
それは、
あなたの中に眠っているビリーフ(価値観)が変わっていきます。
そう、そのビリーフは、自分のマイナスな思考やネガティブな思考に繋がっているのです。
私たちが日常生活していくと、周りとの競争や他人と比較してしまって、どうしても自分の価値を下げてしまいます。
本当は100点満点の自分なのに、人と比べてしまうと、
- 「あの人と比べると、私はまだまだ〇〇が足りない」
- 「あの人より私はこの部分が長けてる!」
- 「自分のことは棚に上げて揚げ足をとったり・・・。」
と思い、ついマイナスな思考やネガティブな思考になってしまいます。
だからこそ、この思考を変えるために、一日5個の感謝をすることが一番効果があります!
どうやって感謝をしていくのか?
では、どうやって一日の中で感謝できることを探していけばいいのか。
これがなかなか難しいと思う方がいると思いますが、大丈夫です!必ず感謝できる出来事を見つけることが出来ます。
感謝というと、どうしても高いハードルで感謝できることを探していくと思います。
例えば、
- 仕事がうまく行った
- 純利益が去年より多かった
- あるプロジェクトがようやく終わった
などと、かなり高いハードル。
そして、長期的な結果を褒めてしまいがちです。
ですが、この高いハードルのままで一日の中で感謝するを、なにも見つからないと思います。
じゃあどうやって感謝していけばいいの?と思いますよね。
そう、感謝する出来事のハードルを下げるのです。
というのも、私たちはつい結果が大きければ大きいほど達成感や充実感を感じやすくなります。
ですが、小さい出来事と大きい出来事を比べるとどうしても、小さい感謝の出来事は目に止まらなくなってしまいます。
そうすると、なおさら感謝の出来事がわからなくなってしまいます。
だからこそ、感謝する出来事のハードルを下げます。
例えば、
- 朝起きることが出来た
- 会社に出勤することが出来た
- 仕事をすることが出来た
- 読書をすることが出来た
- 三食ご飯を食べることが出来た
などと、当たり前にやっている行動を褒めることが感謝する出来事のハードルを下げることになります。
どうでしょう?もう5個の感謝をすることが出来ていますよね?
おそらく、多くの方がこんな当たり前のことを褒めても意味ないんじゃないのかな?って思うと思いますが、これで良いんです!
この褒め方をしていくことが大切なのです。
これって結果的にですが、成功体験を積み重ねていることに繋がっているのです。
成功体験を積み重ねて行くことで、自分に自信が持つ事ができるようになったり、セルフイメージが上がっていきます。
そうすると、人間関係にも、とってもいい影響を引き寄せていきます。引き寄せの法則というやつですね。
私がこの感謝の出来事を当たり前のことからしていくうちに、今貰えている仕事を感謝するようにしていきました。
最初は、こんなことを感謝して意味あるのかなと思いながらも、「今貰えている仕事、ありがとう」と言うようにしていきました。
すると、不思議なことに仕事に対してのモチベーションが変わっていきました。
今までだと、適当にやっていた仕事も、いろんなアイディアが湧いてきて、
どんどん挑戦するようになりましたし、仕事先の人にまでも、「最近楽しそうに仕事しているね!何か良いことあったの?」と言われるぐらいに、雰囲気までも変わっていきました。
そう、感謝をすることをしていなかったら今の仕事がないと思いますし、
新しく出来た人間関係や、今までギクシャクしていた人間関係も良くなってきました。
まさに、トニー・ロビンズが言っていた言葉どおりに、自分の心に、また行動にまでも余裕が生まれてきました。これぞ、感謝の力!と言っていいですね。
人に褒めてもらうことをしていくと、どんなデメリットをもたらすのか
では、自分で1日5個のありがとう・感謝を言えないと、どんなデメリットをもたらすのか。
それは、人に依存をしてしまうということです。
自分でありがとうと、また自分を褒めることが出来ないと、自分がしてきた頑張りを褒めてもらいたいという気持ちを、人に押し付けてしまいます。
そうすると、どうでしょうか?
仕事を達成する目的が、少しずつ人が褒めてくれるから頑張るという風に、無意識が変わって行きます。
体験談
私はは、仕事を達成することが嬉しくて、また自分の長所を仕事に活かせると思って、すごく頑張っていました。
そして、上司や同僚に褒められると、モチベーションも上がり、頑張っていました。
ですが、いつしか、仕事の目的が変わってきてしまったのです。
人から褒めれるために仕事を精一杯頑張るという自分になっていました。
そしていったら、どんどんと自分の体力もそうですし、メンタル面も崩れて行きました。
仕事が成功したら達成感を得るのではく、人から褒められることで達成感を得たり、自分が仕事をしていいんだと思うようになっていました。
そうしたら、もうあっという間に、燃え尽き症候群になり、すこし仕事を休まざを得なくなりました。
家で休んでいるときに、「なんで、こんなにも人に褒めてもらうために、仕事を頑張ってしまっていたんだろうな」って自分を責めていました。
そこで、気づいたのが、「結局、自分がやってきたことって自分が一番わかっているよね。だったら自分が自分を褒めて行かないとダメじゃん??」
って思いました。
そして、夜寝るときや、感情日記を書くついでに、一日5個自分を褒めることや自分が頑張ってきたことにありがとうを言うようにしました。
すると、どうでしょうか?すごく心が暖かくなっていきました。
「あ、やっぱり自分が自分を褒めることって大切だな」って思いました。
自分で自分を褒めることや自分が頑張ってきたことを褒めたり、自分にありがとうと言うことが出来ないと、人に依存をしてしまいます。
なので、たとえ人から褒めれられるのも大切ですけども、自分で自分を褒めて行くことをしてみましょう!
そして、何よりも、人から褒められる言葉を掛けてもらうことも大切ですが、
「自分がどの言葉で褒めてもらいたい」「ここを褒めて欲しい」というのは、自分が一番知っています。
だからこそ、自分で自分を褒めて上げる事。これ以上の自己カウンセリングはありませんね!
まとめ
今回は「一日5個の感謝があなたを変える!」という記事を書いてみました。
たった一日たったの5個の感謝をすることで、人間関係も仕事も、自分の心も変わっていきます。ぜひ、感謝をしてみてください。
絶対に変わります!また、感謝の日記やノートを書くことをおすすめします!思うことも大切ですが、書くことで、より頭にインプットすることが出来ます。