
皆様こんにちは!こうです!
私は、東北に住んでいるので、冬場は石油ストーブを着けて、暖を取っています。
ですがー、家から出たときに、「あれ?ストーブ消したっけ?」
と心配になってしまい、あと少しで仕事場につくのに、家に帰って確認するというのをよくしてしまいます。
また、
自分がプレゼン等をするときに、
その場面になる前に、
「この発表でいいのか?」とか「僕の発表はしっかり伝わるのだろうか?」と不安になってしまうことがあります。
そして、その心配や不安に、毎回毎回感じるので、やる前からすでに疲労困憊していたり、
心配事に心も思考も囚われて、他のことが集中できないというのが、よくありました。
ですが、私自身が、自分の「心配性」を通して、色々と試行錯誤した中で、対処が出来た方法があります。
今回は、その対処法を書いてみたいと思います。
ぜひ、自分は心配性だと思う方は読んでみてください。
心配はなぜ起こるのか?
私たちは、何かをするときに、頭のどこかで、
「大丈夫かなー?」
「心配だ」
と思うことがあります。
では、なぜ心配することが起きるのでしょうか?
それは、
「その先に何が良くないことが起こるはずだ!」
とネガティブなことが起こることを予測して、あたかもそれが絶対に起こるということを確信的に思うことです。
だから、心配になってしまうのです。
これを、「予期不安」とも言うことが出来ます。
「上手く行かなかったらどうしよう」とか「失敗をしたらどうしようか」と、その物事に対して悪いイメージを持ってしまうから、心配する気持ちになってしまうんです。
なので、心配とは、実際にあったことやその事柄に対して起こる気持ちではなくて、
「悪いイメージをしてしまったからこそ起こる気持ち」であったり、「実際に起こるからわからないのに不安になってしまう」
ということが、人を心配させてしまう原因なのです。
心配性の人の特徴
では、実際に心配性の人の特徴を見ていきましょう!
もし、あなた自身が当てはまるものを心に留めてみましょう!
物事をネガティブ・マイナスにとらえてしまう
物事をネガティブ・マイナスにとらえてしまうことも、心配性のひとつの特徴です。
たとえ、それが、プラスであったり、必ず大丈夫なことであっても、ネガティブ・マイナスに捉えてしまうことがあります。
例えば、家の鍵を締めて、会社に行ったときに、たとえ家の鍵を締め忘れても泥棒さんが入ってこない限りは大丈夫なはずでも、
心配性の人は、最悪のケースを考えてしまい、
「泥棒に入られたらどうしよう」
「もし、誰かが入ってきたらどうしよう」
と、100%起こるかわからない問題だったとしても、必ず起きると信じてしまいます。
ある程度ポジティブな人であったら、「大丈夫っしょ〜」と思ってたとしても、心配性な人は、ネガティブ・マイナスに考えてしまいます。
いつも最悪なパターン・最悪な結果を想像してしまっている
これも、上と同様に、
心配性な人は、起こるかわからないことがあったとしても、必ず最悪なパターンや最悪な結果を想像してしまって、それが「必ず起きる」と信じ込んでしまいます。
どこか車を使ってお出かけするときも、
「事故ったらどうしよう」
「違反したらどうしよう」
と、実際に起こるかどうかすらも、わからないことを
「必ず起きる!」と思うために、
なにか行動を起こすときは、必ず「最悪なパターン・最悪な結果」を想像していることが多いです。
完璧主義なところがある
主義な人ほど、心配性な人が多いです。
完璧主義な人は、物事を考えるとき、自分が思ったとおりにならないと気がすまない人のことです。
なので、物事を行っているときに、なにか突発的なことやトラブルが起きないかを心配してしまいます。
また、そういった心配事をも、考えに考えて、物事を行うことがあります。
完璧主義ではない人と比べると、
「えー!そんなことまで心配して、そのパターンをも考えてるの!?」
と思うかもしれません。
ですが、完璧主義な人は、心配性なところがかなりあるので、
その心配な問題をも考えて、対応します。
確認が多い
心配性な人には必ず共通しているのが、
「確認」
です。
自分が心配なので、本当にあっているのかどうかが心配になり、
人に、
「あっていますか?」とか、
MTGあったとするならば、
「この日、この時間に、この場所で、この内容のMTGで間違いないですか?」
と同僚や仲間に確認することが多いです。
心配事の80%は起こらない?
「心配事の80%は起こらない」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、アメリカのミシガン大学で行われた研究チームでの調査結果によるものです。
残りの20%は、その物事に対して行ってきた準備があるならば、
その準備の中で対応すれば、心配することはないという調査結果があります。
また、仮に自分が心配ごとがあったとしてもその確率は、残りの4%になります。
ということはどうでしょうか?
100回心配ごとがあったとしたら、約4回だけ、その心配事が的中します。
ということは、あまり自分が心配していることというのは、
ほぼほぼ起こらないと捉えることが出来ます。
ですが、ここで、心配性な人はこう思うはずです!
「4回も心配したとおりになってしまうの・・・」と。
こう思った方は、心配症ですね。
私自身もこのことを書いていたら、
「4回も心配事が起こるのか・・・。嫌だな・・・・」って思ってしまいました。
わずか4%の確率にもかかわらず、それに対してすごくエネルギーを使ってしまいます。
あれこれ考えているので、疲れませんか?
私自身も、心配をしていることだけで、疲れて切ってしまうことがよくありました。
では、どうしたら、その心配をしてしまうことを、少しでも解決出来るのか?
心配したときの対処法
心配性な人が、自分できる心配したときの対処法を書いてみます。
これは、私自身が心配性であり、また、上にも書きましたが、残りの4%に目が行ってしまうぐらいに、心配性なんです。
なので、私が、下のことをしたことで、心配性が和らいだ方法を書きます。
心配していることを紙に書いてみる
心配をしていることを紙やスマフォのメモアプリを使って書いてみましょう!
自分の中の心配している事柄を書くことで、
心配事を拡大解釈していることに気がついて、メタ認知能力がついていきます。
そういった自分の心配事の癖を気づくこともとっても大事ですね。
なので、実際に自分が心配していることをより明確にして、自分でもそのことを再認識することが大切になっていきます。
私の場合は、よく感情日記の中で、「心配していること」を「言語化」をしています。
心配していることがなぜ不安になっているのかを考えてみる
心配事をしているとき、どうしても何が心配になってなにが不安になっているのかというのはわかりません。
心配事に心配してしまっているからですね。
なので、心配事を少し掘り下げて見て、心配している事柄の中で、今一番なにが原因で不安になっているのかそ考えてみましょう。
例えば、大きな会議でプレゼントをするときに、心配性の人は、その会議自体をもう心配してしまいます
「会議でプレゼンでなんで・・・・。どうしよう・・・・上手く行かいくかな・・・・心配だ・・・・。」
とこれも最悪なパターン・最悪ケースで物事を捉えてしまっています。
では、実際になぜ不安になっているのか、その理由・原因探しをやってみます。
「会議でプレゼンできるかどうかが心配で上手く行くのかわからない」」
まず、これをひとつひとつ分解して、自分自身に問いかけて行きます。
心配事があったことを、ひとつひとつ細かく切り分けて、
っこ一個クエスチョン形式で、自分に問いかけて答えを出してみると、
本当に心配しているもだのだけが見えます。
こうやって、心配しているものだけがわかるだけでも、かなり心配のレベルが下がって行きます!
心配している姿から抜け出せたときの姿を想像してみる
これは、NLP等でも使われている自己イメージの想像です。
人は、たとえプラスなことがあったとしても、ほんの少しマイナスがあるだけでも、思考がマイナスになってしまいます。
また、心配しているときの思考は、自分に心配をしている姿をイメージしているのです。
これは、逆説的アプローチというものを使うことで、
「心配していない姿の自分を少し想像することで、心配をしている自分の姿を書き換えることが出来る。」
ということが一つの療法としてあります。
プレゼンで前に立つことが緊張してしまっているならば、「前に立って堂々と話しをしている自分」というのを想像します。
また、よく鍵を締め忘れて、確認のために何回も家に帰ってしまう人であったら、
「鍵を締め忘れていなかったときの自分の姿」や「鍵を締め忘れてても、家にはなんの被害にもあっていなかったこと」
こういったプラスのイメージを繰り返し繰り返ししていくことで、
いつの間にか、心配があったときに、プラスのイメージや過去の結果大丈夫だったという経験によって、心配をする回数が減って行きます。
もっと噛み砕いて、大胆に行ってしまうと、
「心配していても大丈夫!!」という大丈夫だ感覚が育っていけば良いんです!!!!
心配していることで得ていることはなんだろう?
物事に対して心配性な人は、その中に必ず得ている・プラスなものがあります。
例えば、
「鍵をよく締め忘れて、家に帰ってしまう」
という人だったら、かならず、強盗が入らない家になっているということですよね。
大げさかもしれませんが、強盗を入らさせない家にしているという、プラス・得ていることです。
心配している中で、必ず得ているプラスなことや肯定的な意図を探してみましょう!
心配というのをリフレーミングしてみる
心配という言葉は、一見、マイナスであったりネガティブ言葉として見受けれられるかもしれませんが、
これをリフレーミングをして、自分自身の「心配」という言葉の受け止め方を変えて行きましょう!
心配性→「責任感がある」
心配性な人は、「失敗したとき」「トラブルが起きたとき」のことまで想定をして、物事を進めて行きます。
それが、結果的に、周りの人にも迷惑をかけないようにしていることに繋がっているので、「責任感がある」と言えます。
心配性→「計画性がある。」
物事を進めていくときに、「どうやったら上手くいくか」「何をすれば失敗をしないか」と考えるので、
常に最善の方法を模索しているために、計画性があることに繋がっています。
心配性→「人に優しい」
自分のことだけでもなく、人のことにも気を配ってくれるので、細かなところまでに気がまわり、人に優しくなれています。
心配性→「慎重性がある」
失敗やトラブルなどといった細かいところまでに、気を使っているので、慎重性があるということが出来ます。
心配性→「細かいところまでに気を使うことが出来る。」
心配性な人は、どんな細かいところまでにも注意を払っています。なので、人が気づかないところを見ることが出来たり、ミスがあったときにすぐに気づくことが出来る力があります。
心配性→「約束の時間を守る」
心配性な人は、約束の時間を守るために、いろんなことを予測して、行動をするために、必ず遅刻という最悪な結果を招かないために、
早めに早めに行動をします。なので、心配性な人は、集合時間の10分前にはその場所にいることがあります。
心配性だとしても、いまのままでいい
性は短所と思ってしまいます。だって、確認行動をしたり、不安になったり、人1倍エネルギーを使って、その物事を成すのですから。
でも、決してそれは、短所と捉えなくても良いんです。
むしろこれは、長所の一部でもあると思うこと。
心配性のおかげで、リフレーミングから生まれたプラスの面もありますし、
周りの人にとってもいい影響を与えていることは事実なのです。
心配性によって、得ていることがたくさんあるので、決して短所だと思わず、そのままでいてください。
ただ、しっかりとその自分の心配性なところとゆっくり付き合っていくことが大切ですね!
まとめ
心配性はマイナスだ」と思い、自分を責めてしまうかもしれませんが、
その自分でいいんだと自分自身を認めて上げることが大切です。
今回の「心配症」というテーマ以外でも、最後は自分を自分で認めてあげることが、
どんなテーマでもとっても大切なことです。